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ソニーのノイズキャンセリングイヤホン WI-1000XM2 についてのレビューです。

これまでWI-1000Xを二年以上使用していましたが、登山中に紛失!
これに代わるものと言ったらWI-1000XM2しかないでしょう、と思って購入したものの、期待したほどのものではなかったのでレビュー記事を書くことにしました。

■良かった点

本体がフレキシブルになった
 形状を変えられない前モデルは使用しているときはいいものの、持ち運びに不便。
 1000Xを初めて触れたときはガチガチな構造で目が点になったけど、当然の改善だと思う。

USBのふたが開けやすくなった
 前モデルは爪で開けるにも難しかった。(どう考えても設計ミスとしか思えない)

・USB Type-Cになった

・音声ガイドの音質が良くなった

・イヤホン部分が磁力でくっつく
 これって改善点?磁力が弱いのですぐに離れてしまい、何の役に立つのか未だに謎

■悪かった点

ここからが本題。ほかのレビュー記事には見られないかったいくつかの問題点がありました。

ボタン類が押しにくい
 電源ボタン、アンビエントボタン、どれもが押しにくい。
 電源ボタンが上向きになり、形状が突起状ではなくなったので手探りで見つけにくい、押しにくい。
 アンビエントボタンは、左側のイヤホンのケーブル上にあるリモコンに移動したのでこれまた見つけにくい、押しにくい

電源ON/OFFの長押しに時間がかかる
 前モデルと同様に長押しでON/OFFするわけですが、長押しの時間が体感的に1秒長くなった感じ。これって何のため?個人的には前モデルの長さがちょうど良かった。未だにあの長さに慣れない。

イヤピースが自分に合わない、ずれやすい
 1000XのときはノイズキャンセリングがONになったときの静けさを味わうことができたけど、MX2ではまだ体験できていない。(もちろん指で押さえつければ同様な静けさにはなるが)
 付属のイヤピースではダメだったので、百均のイヤピースも試していますが、いまだ1000X時の静けさにはならず。何のための高価なノイズキャンセリング?っていう状態。
 とにかく耳からずれやすい。イヤピースの問題では無く、本体から耳へとつながるコードの構造・材質の問題かもしれない。シャツの襟に引っかかりやすくなり、外れやすくなっていると思われる。首を横に振るだけでずれる。

・Type-Cなのに充電時間がかかる
 体感上では、前モデルとあまり変わってないような。
 ※仕様上ではどちらも同じ3.5時間

三ヶ月ほど利用して以上の改善点・改悪点がありましたが、特に太字・赤字の項目が個人的には賞賛する・許容できない点です。

XM2を新規に購入するより、1000Xの中古を購入した方が良かったかなぁというのが現時点の結論です。

「登山中にそんな高いもの、また無くすでしょう!」
とのご忠告を同居人からいただいたのでWI-C310も購入しました。
こちらはノイズキャンセリングがないものの、バッテリーは長持ち、しかも自分の耳にぴったりフィット!XM2よりいい。
電源ON/OFFの長押し時間が長い問題はあるものの、こちらのほうがずっと良かった。

誰か、このWI-1000XM2と貴方のWI-1000Xを交換していただけませんか?
もちろん差額はゼロで。

改めてほかの人のレビュー記事を読むと、提灯記事・広告収入狙いだって言うのがよくわかる。

う~む、やっぱり電源ON/OFFの長押しのストレスがとても嫌。
もし中古で買う場合、
WI-1000XM2 - 3千円
WI-1000X - 1万円
くらいが妥当だと思う。
XM2は大失敗

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